オントモムック恒例のユニット付録本「これならできる特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編 」は、今年もマークオーディオ(Mark Audio)です。7月19日発売予定です!税込み6,469円。
去年予約完売のマークオーディオムックだったので、今年も売れ行き確実なマークオーディオで来たか、と若干安直な気もしますが、当店でも10冊仕入れます。お電話(03-6284-2927)メール(shop@audiomijinko.jp)および店頭にてご予約承ります!すでに数件ご予約が入っているので、お早めに。
前作よりマグネットを2枚重ねにして磁力を強化、振動版のストロークも前作より大きいらしく、前作よりもよりゆったりとした、よりマークオーディオらしい音に仕上がっているらしいですよ。私もまだ聴いてませんが。振動版が前作では銀色だったのが、今回はガンメタっぽくなってますね。
折角マークオーディオ本が出るのならと急遽、専用エンクロージュアを設計しました。これは今回、お客様ご自身で組み立てていただく板材キットとして販売予定です。ただいま鋭意製作中にて、キットおよび完成見本のお披露目はムックの発売と同じ頃になりそう。取り急ぎ設計図の一部だけのお披露目です。
なんと、板材には「12mm厚オールアピトン積層合板」を使用します。サイズはW140,H190,D134で、内容積2Lというかなり小型の箱です。当店お得意の上面開口のスリットバスレフです。低域はあまり望めませんが、デスクトップサイズでマークオーディオを気軽に高音質で、中域重視で聴きたい方にお勧めです。
ちなみに、こちらは「12mmオールアピトン積層合板」でただいま製作中のALTEC 618Aタイプのエンクロージュアです。
フィンランドバーチ積層合板と並ぶオーディオ用板材として名高いアピトン合板ですが、今回とても良いアピトン合板が仕入れられたので、マークオーディオ用スピーカーボックスにも使用しようと思い立ちました。アピトン合板はぱっと見、ただのラワン合板と見分けがつきにくいのですが、ラワン合板に比べるとアピトン合板はやや赤みがかってます。そして、ラワン合板に比べてとても硬くて重いです。ものすごく硬いと、提携先の木工職人さんも申されておりました。
さて、この当店オリジナルエンクロージュアキットは、ビスケットジョイントという小さな接続パーツを用いて、板同士を組んでいくという、誰でも正確に組み上げられるキットになる予定です。角のアール加工済、ユニットやターミナルの取付穴も加工済です。SPターミナルも付属します。肝心の販売価格ですが、2台1組セットで予価税込み18,360円です。配線材もお付けしようと考えています。たぶんトデン荒川線(当店オリジナル多目的配線材 0.75OFC-FEP被覆線)をお付けすると思います。
エンクロージュアの組み立て代行や、ユニットの取り付け代行も承ろうと考えてはいるのですが、それらはご要望があれば都度ご対応します。取り急ぎこのエンクロージュアは板取の都合6セット限定販売なので、この価格でよろしければご予約承ります。