“Cosmo” USBケーブル発売のお知らせ

’10年頃より爆発的に普及したPCオーディオにより、ホームオーディオにおけるデジタル信号伝送は、75Ω同軸線や光OPT等の旧来の方式から、USBケーブルによるPCからUSB-DACへの接続が主流となりました。
USBケーブルを用いた伝送方式では、384kHz等のハイサンプリングレートの音源(DXD)やDSDファイルの伝送を可能にしており、現代のオーディオに求められる条件を満たしていると言えます。
また、音声信号とは別に5VのDC電力を給電することが可能なため、USBバスパワーでの駆動が可能な機器も多く存在します。また、AC電源の供給を必要とするDAC製品であっても、USBインターフェース自体はUSBバスパワーから供給される電力によって動作していることがほとんどです。USBケーブルの開発において、信号線のみならず電力線にもこだわる必要があるのはこのためなのです。

“Cosmo” USBケーブルは、ノンシールドと信号線/電力線分離を特徴としたオーディオグレードUSBケーブルです。

〈オリジナルFEP被覆銀メッキ軟銅線〉
“Cosmo” USBケーブルのためにオリジナルのFEP被覆銀メッキ軟銅線(AWG22)を開発。90Ωの特性インピーダンスを保つため、静電容量の低いフッ素樹脂絶縁(FEP)を用いて、素線構成と被覆厚を調整した特別な配線材です。銀メッキ線によって、高周波伝送の特性向上と、”Cosmo” USBケーブルならではのシルキーな音色を特徴づけています。

〈ノンシールド〉
当製品の信号線はノンシールドの構造をとっています。シールドや不要な介在物を取り払うことで、高域の開放感と解像度の高さを実現することに成功しました。
信号線/電力線は互いにノイズを打ち消しあうよう、それぞれツイスト構造を採用。

〈信号線/電力線分離〉
USBは短距離での信号伝送において極めて優れた規格ですが、バスパワー電力が信号へ与えてしまう悪影響というものは、オーディオ用途のUSBケーブルにとって常に付きまとう課題となります。
当製品では、それぞれツイストさせた信号線と電力線の、電力線にのみシールドを用いるのみならず、それぞれを別々に絶縁被膜し、相互に与える影響を物理的に解消する構造を取っています。
また、その上で再びこれらにツイスト構造をとらせることによって、対ノイズ性能は勿論のこと、信号線と電力線の間に常に一定の距離を持たせ、実際の使用に伴う設置上の電気的な不安定さを取り除きました。

ケーブルは柔軟性に富み、取り回しも楽に行えるため、USBジャックへの負荷がかかりにくく、接点部のトラブルも低減されます。

USBケーブルは高周波伝送を行うケーブルであるため、線材や絶縁材、構造によって劇的に音質の違いが生じます。”Cosmo” USBケーブルで、貴方もPCオーディオの音質の違いを実感してください。

“Cosmo” USBケーブル概要
・開放的な音質を実現するため、信号線にノンシールド構造を採用
・信号線と電力線を物理的に分離し、信号への悪影響を最小限にカット
・確実な信号伝送と対ノイズ性能のためのツイスト構造
・USBプラグ:オリジナル金メッキTypeA-TypeB端子
・標準長さ:1m
・価格:税込み15,000円
(より短いもの・長いものもお作りできます。追加料金は10cmあたり330円となります。)

“Cosmo” USBケーブルオンラインショップ

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