ディップホーミングOFCを用いた待望の電源ケーブル、大蛇GRII(おろちじーあーるつー/OROCHI GR2)の登場です!1.8mもの税込み55,000円です。
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例によって直径42mmの極太です。見た目も旧来の大蛇GRと同じ太さ。
同じ端末(FI15 M PLUS(R)/FI-15 PLUS(G)のロジ金合わせ技!)、同じ青い外装シース、大蛇粉充填ですが、導体が電気軟銅線からDF-OFCに変更されており、音質上は全くの別物と言ってよい進化を遂げています。
ホット/コールド/アースともにDF-OFCの5.3スケア線を使用。ちなみに旧来の大蛇GRやGRH、GH,RHといった大蛇シリーズは、5.5スケアの電気軟銅線でした。これはこれで結構いいのですが。
今回用いたディップホーミングOFC導体は、今回の大蛇GRIIおよび今後製作予定の大蛇ゴールドIII/大蛇プラチナIII用に、特別に線引きした導体です。このDF-OFC導体を徹底研磨のうえ、マル秘の何かを導体表面に塗布しています。
金属シールドは無し。すなわちノンシールドなのですが、大量の大蛇粉(3種の天然鉱石)によるノイズ低減効果はあります。
今回の新生大蛇GR2はちょっと硬いです。旧来の大蛇のような柔軟性はありません。ただ、曲げた方向に曲がってくれるので、よくよく形を付けながら配線していただければ使えると思います。捻じ曲げるとPETチューブにしわがよりますが、それは仕様上ご容赦ください。機器に負荷がかるようであれば、使用例の写真にあるような支えがあるといいかもしれません。
まっすぐにすると棒のようになります。最後の写真はオーディオみじんこ店内の展示風景です。
この大蛇GRIIの好適な使用箇所は、ずばり大電力を淀みなく送り込みたいパワーアンプ、プリメインアンプ、ないしは壁コンとタップとの間の基幹配線です!ド迫力でパワフルでストレート、かつ澄み切ったシャープでクリアーな音色を保証します。保証は言い過ぎか・・・。ぜひ3倍かそれ以上の価格の電源ケーブルと聴き比べてみてください。
いままでの旧来の大蛇シリーズが得意としていた広大な音場感も備えてはいますが、そこにプラスアルファと言った感じです。ひとえに内部に仕込んだDF-OFC線の効果です。逆に、旧来の大蛇GRのような繊細さや柔らかいニュアンスを期待すると、ちょっと違うかもしれません。
プリアンプやCDプレーヤーやDACにももちろんお使いいただいても構わないのですが、大蛇GRIIはかなり強い個性の持ち主の電源ケーブルに仕上がったので、音色全体が大蛇色に染まってしまう可能性もあります。ゴリゴリといった感じではないのですが、音の輪郭を強く太く描くように矯正されることでしょう。そうならなかったら申し訳ないですが。上流機器には大蛇Jr.リミテッドかシルバーヘリックスを用いて、後段のパワーアンプにこの大蛇GR2を用いるとベストなバランスでしょう。
製作は旧来大蛇よりかなり大変で、大量製作はできません。まずはほんの4本が初回ロットで出来上がりました。1本は当店で使用中。残り3本を放出します。大蛇Jr.リミテッドのような限定品ではなく、この大蛇GR2は定番アイテムにします。欠品してもまた作りますのでご安心を。
ケーブル長さは1.8mです。長さ延長も検討中ですが、まだ延長価格を決めていません。お問い合わせください。
他の当店のケーブルと同じく、大蛇GR2にもQBT処理を施しています。店主荒川の完全手作りです。発送の箱サイズは100サイズくらいになってしまいます。
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