大蛇GR3(OROCHI GR III)は、大蛇GRIIの後継モデルであり、当店フラッグシップの大蛇プラチナ4(OROCHI PLUTINUM IIII)のテクノロジーを導入した、ハイパフォーマンスモデルでもあります。
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歴代の大蛇GRシリーズはロジウムメッキ電極電源プラグ、金メッキ電極IECコネクタを用いた、ロジウムと金の合わせ技を特長としています。ロジウムのシャープでクールで切れの良いサウンドと、金のウォームでリッチでふくよかなサウンドがブレンドされ、バランスの良い音色が再現されます。このロジ金の合わせ技は、オーディオみじんこの編み出した黄金の法則とも言えます。
本作のOROCHI GR3では、オリジナルアルミ削り出し高剛性ハウジングを装着したロジウムメッキ電源プラグ、および金メッキIECコネクタを使用。大蛇のために新設計した両端末により、飛躍的な音質向上を果たしています。
ケーブル導体は、ディップホーミングOFC(DF-OFC)の6スケア撚り線をHOT/COLD、グランド線にDF-OFCの4スケア撚り線、これらに加えて大蛇プラチナ4に採用した5.3スケア4N純銀線をハイブリッドしています。この大蛇プラチナ4のDF-OFC+ピュアシルバーのハイブリッドテクノロジーをOROCHI GR3にも落とし込んでいます。銅編組によるシールド構造です。
音質傾向は大蛇プラチナ4に酷似したワイドレンジ/高解像度系で、低域のエネルギー密度やスケール感は大蛇プラチナ4に軍配が上がりますが、音場の広大さは大蛇プラチナ4に勝るとも劣らない超ハイパフォーマンス電源ケーブルに仕上がってしまいました。男性的な大蛇プラチナ4と女性的な大蛇ゴールド4を足して2で割って、ニュートラル基調にしたような音色です。
こういう書き方をすると大蛇プラチナ4と大蛇ゴールド4が売れなくなってしまいそうですが、それだけOROCHI GR3には店主の熱い想いがあります。もともと高音質を追い求めすぎて、材料代がかさんで高額になった大蛇プラチナ4と大蛇ゴールド4を見るにつけ、この音質をもっと安価に実現できないか、という店主の考えから、試行錯誤の末、生み出されたのがOROCHI GR3です。ただし、調達できたパーツ点数の都合、今のところ限定100本の予定です。
端末を振るとカシャカシャと音がしますが、水晶粒が充填されているためで、故障ではありません。
ケーブルは見た目に反して柔軟で、取り回しは良好です。大蛇GR2は凄く硬かったですが、大蛇GR3は柔軟にしました。
ケーブル外径は約38ミリ、プラグ外径は39.5ミリ。
QBT処理済。
発売年月:2025年2月
標準長さ:1.8m
価格:税込み77,000円
長さ特注:10センチ毎にプラスマイナス2,000円(納期約半月)
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