VIOLA-PHONO 低静電量容量/低抵抗フォノケーブル発売のお知らせ


VIOLA-PHONO(ビオラフォノ)はレコードプレーヤーとフォノイコライザーの間を接続するための低静電量容量フォノケーブルです。
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VIOLA-PHONOは、レコードカートリッジの中でも、フォノケーブルの導体の低抵抗が有利となるMCカートリッジ、およびフォノケーブルの低静電容量が推奨されるオルトフォンの2Mシリーズ、ナガオカのMMカートリッジ、オーディオテクニカのVMカートリッジに最適化されたフォノケーブルです。


ケーブルは1芯シールド構造線を採用し、RCA型のみのラインナップとしました。これにより、使用できるレコードプレーヤーはRCA着脱型に限定されるものの、ケーブル設計の自由度が上がり、低静電容量/低抵抗に特化したフォノケーブルに仕上がっております。


信号導体は銀メッキ処理されたOFC導体で、0.75スケアと太めの導体断面積を有することで、低抵抗を実現。銀メッキOFC信号導体を発泡PE絶縁。OFC銅編組シールドを施し、最外装は鮮やかなパープルカラーのナイロンメッシュを纏っています。

低静電量化の秘訣は、中心導体とシールドとの距離にあり、この間隔をできるだけ広く取ることで1.0m標準仕様で90pFの低静電量を実現しています。よって、VIOLA-PHONOのケーブル外径は10mmと極太ですが、ケーブルは柔軟性に富み、屈曲や取り回しも良好です。


RCAプラグは、VIOLA-PHONO専用のオリジナル品を使用。銀メッキ電極、クロームメッキハウジングのRCAプラグで、VIOLAの極太ケーブルにマッチするべく設計されています。


アース線もVIOLA-PHONOの性能を引き立たせるために専用品を同梱。2スケアの無メッキ銅編組線をベースにPE絶縁。無メッキOFCYラグを取り付け。VIOLA-PHONOとのマッチングを図った専用アース線です。

現代のレコード再生において、カートリッジとフォノケーブルのマッチングはあまり話題になりません。しかしながら、フォノケーブルの選択如何でカートリッジのパフォーマンスは著しく変化します。お使いのカートリッジにマッチしたフォノケーブルを使わないと、MCでは解像度の低下、MMではフラットな再生バランスが崩れて、高域の歪みや暴れが生じます。
VIOLA-PHONOは、MC/低静電量MMカートリッジに特化することで、これらのカートリッジのピックアップする一音一音を明瞭かつ繊細に描き出します。


標準品は長さ1.0mです。
長さ変更は特注対応となります。10cm毎にプラスマイナス600円となります。
ただし、10cm毎に静電容量もプラスマイナス9pF増減します。
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ケーブルの太さ故、5pin-DIN仕様は製作できません。
RCAインターコネクトケーブルとしても使用可能です。

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なお、シュアー(SHURE)のM44、V15など高静電容量を推奨されているMMカートリッジには、高静電容量のPOINT5-PHONO(380pF)が向いています。

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